1911年創業の山本光学株式会社が、その技術をスポーツシーンに応用すべく1972年に立ち上げたブランド『SWANS』。
そんなスワンズの眼鏡につけるタイプのサングラス『クリップオンサングラス』のレビューです。
クリップオンサングラスの選び方
基本的にはレンズの形状で選ぶ感じではありますが、お手持ちのメガネの各部の測定を行います。
アマゾンや楽天等のショッピングサイトで、各モデルごとにサイズの詳細画像が掲載されているので、自分の眼鏡に適した形状・サイズのモデルを選びます。
スワンズ『SCP-11』の感想
UVカット率 | 可視光線透過率 | 重さ | レンズの材質 | レンズわくの材質 |
---|---|---|---|---|
99.9% | 19% | 6g | プラスチック | ニッケル銅合金 |
カラーは4種類。濃い目の色の方が眼鏡に馴染んで目立たないという口コミを参考に、濃い目のスモークカラーを選びました。
使い方は、とっても簡単。
サングラスのブリッジ部の金属を押すことで・・・
クリップが開くので、そのままメガネの上にかぶせるだけです。このクリップで支える感じですね。
手持ちの眼鏡に装着した所、やはりちょっと大きめでした。上下共2ミリはみ出ています。
私の場合は、縦のレンズサイズが手持ちのメガネと同じ『SCP-12』と、レンズサイズが大きい『SCP-11』で悩みましたが、ジャストサイズだとクリップ位置によっては若干カバーしきれず隙間ができる可能性を懸念し、大きめサイズの『SCP-11』を選択。
やはりレンズサイズがジャストだとカバーしきれない可能性があるので、大きめサイズを選んだ方が無難かもしれません。基本的にジャストサイズというケースは稀だと思います。
個人的には大きい分には問題ないと思っていたのでOKです。
黒縁眼鏡であることに加え、かつ、濃い目の色を選んだこともあり、あまり違和感なく馴染んでいます。
実際、知人にみてもらった所、気づかなかったとのことで、ちょっと見たくらいではわからないみたいですね。道ですれ違った程度では普通のサングラスをかけているとしか思われないと思います。
ちなみに合皮の眼鏡ケースが付属しているので、サングラスを一時外したい時は、このケースに入れてバッグやポケットに収納することができます。
なぜサングラスが必要なのか?
私の場合は、毎年初夏に2〜3回ほど熱中症で頭が痛くなるためです。これはまだ夏に体が適応していないことが原因でもありますが、ちょっと外に出ただけなのにその後1日中頭痛が治らないので悩みの種でした。
そんな中、『熱中症は目から受ける紫外線が原因というケースもあるので、サングラスで予防できる』というツイッターを発見し、クリップオンサングラスを購入。
昨年の夏にワンシーズン使用したのですが、確かに頭痛に悩まされることはなくなりました。
紫外線は、白内障・翼状片・黄斑変性症等の眼病を引き起こす原因の1つと考えられています。
なにも対策せず紫外線を浴び続けると、ダメージが蓄積し、眼病リスクが高まるので、紫外線の強い時期はサングラスを使用した方が無難ですね。
ちなみに1年の中で紫外線量が多い時期は5月〜8月です。
SCPシリーズのラインナップ
スワンズのクリップオンサングラスは、大きく分けると『固定式クリップタイプ』、『跳ね上げ式クリップタイプ』、『跳ね上げ式引っ掛けタイプ』の計3種類。
なおそれぞれの型番の違いは、『レンズの形状の違い』となります。
❶ 固定式(クリップタイプ)
メガネのブリッジ部に、クリップで取り付けるシンプルなタイプです。
● SCP-11
私が使っているのはこちら。カラーは『SMK2:偏光スモーク2』です。
● SCP-12
● SCP-13
❷ 跳ね上げ式(クリップタイプ)
こちらもメガネのブリッジ部にクリップで取り付けるタイプのものです。
こちらは跳ね上げ式なので、装着したままサングラス部を上にパカッと開くことができる機能が備わっています。
● SCP-21
● SCP-22
● SCP-23
● SCP-24
❸ 跳ね上げ式(引っ掛けタイプ)
引っ掛けタイプは、メガネのブリッジ部ではなく、縁で固定するタイプのものなので、金属フレームや縁なしメガネを使用している方向けの製品となります。
● SCP-2
● SCP-3
● SCP-4
終わりに
スワンズのクリップオンサングラスは
「試しにサングラスを使ってみたい」
「サングラスが欲しいけど、わざわざ度付きのものを買うほどではない」
「そもそも度付きのサングラスを作りにいくのが面倒くさい」
「お手軽価格でありながら、光学メーカーの作ったしっかりしたものを探している」
これらに1つでもあてはまる方にはおすすめです。