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【レビュー】ネッククーラーProの冷却性能やEvoとの違いについて

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ネッククーラーPro

2021年、通常モデルとは別にプロフェッショナルモデルのネッククーラーが登場!

「Evoとの違いはなんなのか?」「Proの冷却性能は?」

この辺りを中心に分かりやすいようレビューします。

2020年モデル

2021年モデル

この記事です!

2022・2023年モデル

比較・まとめ

ネッククーラーProの仕様

カラーは、ブラックのみ。モバイルバッテリーは別売となります。

2021年6/25 追記:公式オンラインショップ及び、公式楽天ショップでのネッククーラーProは完売しました。追加生産はしないようなので、各販売店の在庫のみとなります。

amazonには在庫あり。

内容品

ネッククーラーProの内容品

・本体

・ケーブル

・ストラップ

・説明書

※ 納品書、もしくはレシートが保証証がわりとなります(保証期間は1年間)。

サイズや重量・コード長について

ネッククーラーProのサイズ
サイズ最小:高さ142x幅140x厚み35(mm)
最大:高さ145x幅150x厚み35(mm)
首回り32cm〜50cm
重量約223g
ケーブル長120cm

防水性能IPX5 + 頑丈設計

IP規格の防水等級は0〜8の9段階。ネッククーラーProは『5』となります。

具体的には、雨が降っている環境でも使用できるレベルです。

ネッククーラー『Pro』と『Evo』の違いは?

Proは仕事用途、Evoは日常用途モデル

ネッククーラーProとEvoの違い

Proは、現場仕事、調理場、工場作業など仕事に使うことを想定したモデル。

Evoは、買い物やお出かけ、自宅など日常で使うことを想定したモデルといった感じです。

ネッククーラーProとEvoのネジ

頑丈設計ということで、耐久性にもこだわりがあるようです。ネジに関してもProはより腐食しにくいコーティングが施されています。

ネッククーラーProとEvo

サイズや重さもEvoに比べると、Proは若干大きく重い作りになっています。

私

モビルスーツで例えると『ズゴック』と『ジム』くらい見た目のゴツさが違います。

ネッククーラーProとEvoの携帯性

なおProはEvoのように折りたたむことはできないため、携帯性という点に関しては若干劣ります。

冷却性能のスペック

冷却性能は以下を参照。

Evo強モード弱モード
専用バッテリー外気温より−8.5 〜 −13℃外気温より−4 〜 −8.5℃
モバイルバッテリー外気温より−10 〜 −15℃外気温より−5 〜 −10℃
※ 外気温35℃で測定時。使用環境により温度が前後します。
Pro強モード弱モード
内臓バッテリー外気温より −17℃外気温より −11℃
モバイルバッテリー使用不可外気温より −11℃
※ 外気温26℃で測定時。使用環境により温度が前後します。

Evoは外気温35°、Proは外気温26°で測定』、『使用環境により温度が前後する』とのことから冷却性能は変わらないのではないか・・・と思っていたのですが、良い意味で裏切られました。

私

詳しい説明は後述します。

Proはバッテリー内蔵

ネッククーラーProとEvoのバッテリー

Evoと同様にコードレス化にも対応していますが、バッテリーのタイプ、容量が異なります。

ProEvo
バッテリー内蔵特徴取り外し可能
1800mAh容量2000mAh
2時間20分充電時間4時間
強モード:約1時間2分
弱モード:約1時間45分
使用時間強モード:約1時間半
弱モード:約2時間

サイズ調整パーツ

ネッククーラーProとEvoの調整パーツ

首の後ろ部分に備わっているサイズ調整パーツ(奥行きの調整)の形状・仕様も異なります。

Evoはサイズの異なる2つのパーツがあり、自分に合うものを嵌め込むタイプですが、Proは調整機能なしで、本体に最初からくっついています

私

微調整はできませんが、外れないため紛失の心配はありません。

端子

ネッククーラーProとEvoの端子
私

今時micro-Bかよ・・・と思ってしまったのですが、コストダウンを図った結果そうなったのかもしれませんね。

ネッククーラーProの特徴と使ってみた感想

スイッチ部について

ネッククーラーProのスイッチ

スイッチ、端子共に本体下部にまとめてありす。

冷却モードは、『弱』『強』の2つ。

私

ちなみに一定時間で強弱交互になる『揺らぎモード』はありません。

冷却効果はどんなもの?

ネッククーラーProの冷却プレート

冷却プレートの形状は若干異なりますが、EvoもProも大きさはほぼ同じです。

ネッククーラーProのヒートシンク

ただしヒートシンク(熱伝導性の高い金属でできた放熱板)の形状・大きさは異なります。基本的には、放熱板の空気に触れる表面積が大きいほど放熱効果が高くなります

Evoの方が表面積を増やすよう若干凝った作りになっていますが、Proの方が広範囲に備わっています。

ネッククーラーProのヒートシンク

ヒートシンクの高さに関しては、ファン下部の低いところで約2倍、高い所で約3倍もの差。

形状の違いはあれど、この点に関してはEvoに比べ、Proの方がおよそ3倍ほど放熱性能が高いのではないでしょうか。

そして肝心の冷え具合に関しては、『ー17℃』と謳っているだけあり、Proの強モードはEvo以上にものすごく冷えます。メーカーによる測定時の外気温云々を心配していたのですが、そこまで影響がないように感じます。

ただしProは非常に残念な点があるんです。

ネッククーラーProの説明書
取り扱い説明書より

Proはモバイルバッテリー使用時に強モードが使用できない仕様となっています。ここがネックとなって購入に二の足を踏む方も多いのではないでしょうか。実は私もそうでした。

しかしProの弱モードは、Evoのモバイルバッテリーでの強モードと冷却効果はほぼ変わらない感じでした。

私

なお『モバイルバッテリーで使用しながらの充電時間』に関しては記載されていないため不明です。

ファンの音の大きさは?

ネッククーラーProのファン

Evoの場合は、側面360°が吸気排気口ですが、Proは逆に正面部分に吸気排気口が備わっています。

Proは、有線時、無線時、強モード時、弱モード時、すべてファンの強さは同じ仕様になっています。

私

具体的な音量に関しては、Evo強モードのモバイルバッテリー使用時と変わらない感じですね。特に音が大きいとか小さいとかはないです。

つけ心地・ホールド力について

ネッククーラーProのアーム

アーム部分が伸びるので調整が可能。

つけ心地に関してはホールド力があり、ずれる心配はなさそうです。

Evoに比べて若干重いのですが、本体の重量のバランスが良いためか、重さはさほど気になりません。というより、むしろEvoより気にならないくらいかもしれません。

モバイルバッテリーについて

ネッククーラーProは、モバイルバッテリーが付属していないので、別途購入する必要があります。

モバイルバッテリーの大きさの目安
モバイルバッテリーの大きさの目安

おそらくポケットに入れて使用すると思うので、10000mAh程度のサイズの方が良いのではないでしょうか。

モバイルバッテリーでの使用時間については、説明書に記載されていませんでした。そのため、内蔵バッテリーでの弱モード使用時間をもとに算出した所、10000mAhだと9時間43分でした。

そのため内臓バッテリーも含めると、ずーっと弱モードだけ使用する場合11時間以上持つ感じだと思います。

モバイルバッテリーについては、個人的には信頼と実績のあるAnkerのものをお勧めします。

● PD対応(25W)

ネッククーラーProはこんな方におすすめ!

・現場仕事、調理場、工場作業などをする方。

・頑丈で耐久性が高く、かつ防水のネッククーラーを求めている方。

・より冷却効果の高いネッククーラーを求めている方。

一般的な会社員の方の場合、平日は通勤の際にコードレスで使用(通勤時間によっては職場でも充電する必要あり)。休日のお出かけの際にはモバイルバッテリーでの使用という感じが良さそうです。

私

どちらかというとProは男性向けのネッククーラーですね。

 

2020年モデル

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比較・まとめ

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