皮膚保護クリーム『プロテクトJ1』とは?
肌に保護膜を形成し、スポーツ時のスキントラブルを軽減する目的で作られた製品で、これ1つで摩擦による肌トラブル全般を回避することができます。
主に靴擦れによる足の肉刺や股ずれ対策に有効。あとマラソンの場合だと、乳首が衣服に擦れて血が出てしまうため、ニップレスや絆創膏を貼ってレースに臨む方も多いという話を聞いたことがあるのですが、そういったことを防ぐ用途にも使用できます。
使用用途は、ウルトラマラソン・トレイルラン・極地マラソン・自転車・登山・ロッククライミング等。もちろん歩き遍路にも最適です。
使用箇所については、乳首・腕・手指・股・踵・足裏等。肌ならどこでもOK。
使い方について
使い方は簡単。肌の気になる箇所に塗り込み、約5分乾燥させるだけ。これで保護膜が形成されます。
なお塗布後、効果は7〜8時間も持続します。
無香料なので匂いも全くなく、仕上がりもさらさらとした感じです。
一回あたりの使用量は0.6〜1ml程度(多分1〜2cm)。
通常サイズ(90ml)の場合、一本でおよそ90〜150回も使用できるので、コストパフォーマンスはかなり高いです。
成分について
ものすごくざっくり言うと、水、アルコール、グリセリン、シリコーンに耐油性・耐摩擦性の成分、抗炎症・抗アレルギー成分、肌荒れ防止成分、抗菌剤等が加えられている感じです。
私は割と肌が弱いのですが特に問題なく使用できました。痒みやかぶれ等が出たと言う口コミもないですし、肌に合わないという方はほとんどいないのではないでしょうか。
日本製というのも安心ですね。
『プロテクトJ1』と『プロテクトS1』の違いは?
公式サイトによると、主な違いは『持続時間』と『容量』とのこと。
プロテクトS1の種類(容量)
● 60ml (使用回数120回程)
● 180ml (使用回数360回程)
プロテクトJ1の種類(容量)
▶︎ 15ml x 5個(75ml)
▶︎ 45ml
▶︎ 90ml
▶︎ 150ml
製品の品質保証期間は、未開封・常温保存の場合、製造日から3年です。
プロテクトJ1を実際に使ってみた結果
私の場合は、歩き遍路での肉刺対策として使用。
毎日オレンジの斜線の部分に塗り込みました。
その結果、なんと肉刺は1つもできませんでした!
・・・と言いたいところですが、残念ながら出来てしまいました。
流石に1ヶ月半で1200km以上も歩けばしょうがないとは思います。
最初の肉刺は、歩き遍路11日目。右足の薬指と小指。
無意識に膝の痛みをかばう感じで歩いていたことが原因です。
親指側に体重をかけると膝により負担がかかるため、小指側に負担をかけてしまいました。
お次は歩き遍路30日目。左足の小指。
こちらも前回と同様に膝の痛みを庇うことが原因で出来てしまいました。
そう考えると、膝の痛みさえなければ肉刺は出来なかったような気もします。
一応水に濡れても効果は持続しますが、私にマメができた時はどちらも雨の日だったので、多少雨の影響もあったのではないかと思います。
しかし肉刺3つだけで済んだ為、痛みの影響もほぼなく、四国を踏破することが出来ました。
おそらくプロテクトJ1を塗っていなかったらもっと出来ていたはずです。
私の場合は、45日間の使用。多めに使っても余るだろうと思っていましたが、やはり余りました。
80mlなら遍路中に無くなる心配はありません。35mlだとちょっと足りないかも?
容量がリニューアルされたので、45mlサイズがちょうど良さそうです。
こちらは、結願し、1番寺へお礼参りに向かっていたとある青年の足裏です。
肉刺が出来てはつぶれを繰り返しこのような足裏になったそうですが、特に肉刺対策をしなかった場合、通常これくらい肉刺が出来てしまうと考えて良いでしょう。
肉刺のできやすい箇所は人により異なりますが、彼の場合はどうも母子球付近に肉刺が出来やすいみたいですね。
終わりに
遍路中肉刺に泣かされたくないという方は、持って行って損はないと思います。
価格は手頃なのに効果は絶大なので、個人的には歩き遍路の方に最もオススメしたいアイテムだったりします。いや、マジで。
正直、これに関してだけは、騙されたと思って持っていけ!と言いたいです。