
遍路中メインで使用するバッグは、もちろんバックパック・・・ですが、荷物を取り出すにはその都度降ろす必要があります。
そのため、財布や携帯など使用頻度の高いものを入れておくのに最適なバッグが1つあると非常に便利!
すぐに取り出せるため、煩わしさやストレスから解放される上、無駄なエネルギーを使わずに済みます。
私が遍路で使用したサブバッグについて

私の場合はオスプレーの『グラブバッグ』を使用しました。

バッグの種類としては『チェストバッグ』の部類ですね。
バックパックに取り付けて使用する用途がメインのサブバッグで、取り外せばウエストポーチやショルダーバッグのように単体で使用することも可能です。
サブバッグに入れていたもの

- ライター
- 財布
- モバイルバッテリー
- 経本
- イヤフォン
- スマートフォン
- カズー
- 線香(マーブルチョコのケース)
- フリーザーバッグ

中身はこんな感じです。
確か私の記憶だと、このバッグの容量は0,8ℓだったような気がします。
かなり小さめなので、使用頻度の高いものだけを厳選して収納していました。
価格も安い(当時1810円で購入)のでオススメ!・・・だったのですが、このモデルは現在では生産終了となってしまいました。
オススメのサブバッグ3選
昔の遍路では山谷袋や頭陀袋が使用されていました。
そのため現代でもお遍路さん用の山谷袋はあります・・・が、正直な所、歩き遍路でこれを使用するメリットは特にないと思います。
単純に体にかかるベルトが増えますし、機能性もイマイチ。デザインも完全に遍路仕様なので遍路が終わったら使い道もありません。
実際にこれを歩きで使ってる方は白装束に拘っている方くらいで、2回目以降の遍路経験者で使っている方はいませんでした。個人的には、カラーやデザインが好みという方以外にはあまりお勧めできません。
もし使いたいという方がいるのであれば、綿のものは汚れやすいため、化繊のものが良いと思います。

現代の遍路用サブバッグは、『チェストバッグ』『サコッシュ』『ウエストバッグ 』の三択となります。
❶ チェストバッグ

・バックパック自体にくくりつけるので、体に触れるベルト(紐)が増えない。
・バックパック自体にくくりつけるので、あまり体に触れず蒸れにくい。
・チェストバッグとしてだけでなく、サコッシュやウエストバッグ としても使える。
・3点(もしくは4点)で固定しているので、激しく動いても揺れない。
・バックパックを下ろす際にアクションが増える。
・単体で使用する場合、その都度バックパックから取り外す必要がある。
PaaGo WORKS PATHFINDER(パスファインダー)
こちらは元祖チェストバッグ。
パーゴワークスは、日本のアウトドアブランドなので、痒いところに手が届くような作りになっているのが特徴。ポケットの数も多く、容量は3ℓ。
実はこれ、アウトドアライターのホーボージュン氏が歩き遍路をする際に制作したものであり、いうなれば現代版の山谷袋なんです。
ジッパーは止水ジップ。生地自体もコーティングが施してあるため防水性あり。
左右のカラビナx2 + バッグ背面にヒップベルトを通して固定します(3点留め)。
PaaGo WORKS SWITCH (スイッチ)
パーゴワークスのもう一つのチェストバッグであり、シンプルなウエストバッグ形状のモデル。
横に長い構造になっているので、中に500mlのペットボトルを収納できます(Lサイズのみ)。
こちらも基本は左右のカラビナx2 + バッグ背面にヒップベルトを通して固定(3点留め)ですが、斜めがけなども可能。
● Lサイズ(2ℓ)
● Mサイズ(1ℓ)
Karrimor TC front bag(ティーシーフロントバッグ)
イギリスのアウトドアギアブランド『カリマー』のチェストバッグ。容量は3ℓ。
こちらは4点留め。
❷ サコッシュ

・体に密着しないので、蒸れにくい。
・バックパックを下ろした際に、すぐに貴重品だけ持って動ける。
・立体構造ではないため、容量が少なめ。
・激しい動きの場合、揺れやすい。
・体に触れるベルト(紐)が増える。
アライテント マップサコシュ

こちらはジッパータイプではなく、口が開きっぱなしで生地を折り返して閉じるタイプです。
そのため荷物の取り出しが容易に行えます。

前面はメッシュポケットになっていて小物を収納可能。
余ったショルダーベルト(紐)もここに収納することで、見た目もすっきりに。
サイズは、縦19 X 横25cm。
WILD THINGS WT-380-0072
軽量・高強度・防水と三拍子揃った特殊素材『X-PAC』を使用したサコッシュ。
こちらはジッパータイプとなります。
サイズは、縦21 X 横26cm。
❸ウエストバッグ

・激しい動きでも揺れない。
・密着しているので、肌寒い季節は腹が暖かい。
・バックパックを下ろした際、すぐに貴重品だけ持って動ける。
・体に触れるベルト(紐)が増える。
・密着しているので、汗ばむ季節だと腹が蒸れる。
OSPREY デイライトウエスト

容量は2ℓ。500mℓのペットボトルが余裕で2本すっぽり入ります。

通常のウエストバッグは、バックルがベルトの中央部についているのですが、これが厄介。
単体で使用する際には問題ないのですが、バックパックを背負った場合はこれが背中に当たり違和感を感じてしまいます。

しかしこのモデルはバックルがサイドについていることに加え、バックルの位置までパッドがついているため、バックパックを背負っても快適に使用することができます。
OSPREY ULスタッフウエストパック
オスプレーのNEWウエストバッグであり、重さ80gの超軽量モデル。
こちらもサイドにバックルが備わっています。
なお必要のないときは、ポケットに収納できるパッカブル仕様となっています。
deuter ベルト Ⅰ&Ⅱ
こちらも同様にバックルがサイドに付いているウエストバッグです。
こちらのモデルは、肌への設置面にパッドは付いておらずシンプルな作りとなっています。
ベルト Ⅰの容量は1,5ℓ。
ベルト Ⅱの容量は2,5ℓ。
※ ベルトⅡは、生産終了ゆえ在庫限り。
ちなみに主要アウトドアブランドの中でサイドにバックルが備わっているウエストバッグは、オスプレーとドイター、グラナイトギア(ヒップウイング/容量1.4ℓ)くらいだと思います。
終わりに

予算とデザイン、そして遍路での使用だけでなく、後日日常でも使用することを考えた上で選ぶのが無難だと思います。