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【歩き遍路】通し打ち19日目 

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まっすぐな道でさみしい・・・わけでもない。

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川の流れのようにの巻

西南珈琲QUARA
西南珈琲QUARA

良さげな喫茶店である。朝食をとってなきゃモーニングでも頼みたいところだ。

ピザ屋

この店はまだやってないみたいだ。

看板の文字が逆なのは、なにかしらの意図があってやってることなのだろうけど、狙いが全然分からない。ピザをひっくり返して『ザピ』という店名なのだろうか。違うか。

正直なところ、とんちなのかとんちじゃないのかすら分からん。もし『うっかりミス』からの『まいっか!』という合わせ技だったら笑っちゃう。

四万十市

いつのまにやら四万十市に突入。

高知県には『四万十町しまんとちょう』と『四万十市しまんとし』がある。

古津賀駅
私

ん?なんだあれ。

古津賀駅
私

中村線?!・・・おかしいな。

谷原商店
谷原商店

商店があったので、飲み物を買うついでに聞いてみることにした。

案の定、道を間違えたようだ。やれやれ。

ヘンロ道を辿る

店のお兄さんが見せてくれた謎の遍路本『ヘンロ道を辿る』

これは学生時代の恩師が作った本なのだそう。

ヘンロ道を辿る

中身はこんなん。

お兄さんも近隣の寺だかなんだかはバイクでちょろちょろ廻ったことがあるらしい。この月山神社の石がオススメなんだそうだ。

アイスクリン龍馬の海

ローソンで観光客向けっぽいアイスを購入。味は普通。

ローソンのお遍路さん休憩処

高知のローソンには、大抵お遍路さん用のベンチが設置されている。

ローソンは遍路者に優しいコンビニエンスストアだ。

四万十川

これが有名な四万十川。でかいとは聞いていたが、確かにでかいな!

四国限定ミニッツメイド

自販機で四国限定ミニッツメイドを購入。味は普通。

田舎のコンビニ

昼食を購入するため、ローソンへ向かうが、駐車場が広すぎてげんなりする。

買ったものは、こんな感じでチェストストラップに引っ掛けて持ち運ぶことが多い。

でも私以外でこんなとこにぶら下げている奴を見たことがない。他の人はどうしているのだろう。

四万十大橋

四万十大橋

四万十大橋を渡る。

その最中、車に乗ったおばさんがわざわざ速度を落とし「頑張って!」と励ましてくれた。こういうのは素直にうれしい。どれくらい嬉しいのか具体的な例をだすと、知らん人にいきなり100円〜500円をもらうくらいの嬉しさだろうか。

私

感じ方には個人差があります。

四万十川

でかい川・・・でもでかいだけだ。

四万十市の人には申し訳ないが、四万十川には特に魅力を感じなかった。正直なところ、この川目当てで観光に来たらがっかりしてしまいそうだ。

私

感じ方には個人差があります。

峠のてっぺんには、ずらーっと並んだ自販機とお食事処。

カフェダイニングルーチェ

でもこの店はあいにく定休日。ローソンで昼食を買っておいて正解だったようだ。

下りの風景

外国から来た三人組遍路のおじさんが、植物の写真を撮っていたの図。

日向ぼっこしてる靴

公道でこんなんしていいの?と思う人もいるだろうけど・・・

目の前はこんな感じだから、特に問題なさそう。

綺麗な川を発見。

四万十川より、こういう小川の方が個人的には好きだ。

ちなみに仙人なんかはこういった川で、ガンジス川よろしく沐浴もくよくするそうだ。やりたい放題である。

自販機にへばりついたカエル

自販機にへばりつくカエル。

川、海、そして山。それが高知県の風景(2回目)。

それもそのはず!というのも高知県は可住地面積の割合が全国最下位だからだ。

辺鄙へんぴなところにある謎のリサイクルショップ。一体どこの誰がこんなところまで買いに来るのだろうか。

一応店内を物色したが、やはりトレッキングポールはなかった。(あるわけがない)

工事中の道路を進む。

休憩所がないので、自販機前の地べたに座り休憩。

ミニッツメイドはちみつゆず
四国のみなさまに愛されて5年目!
私

そうなんだ・・・。

今日のお宿 民宿 大岐の浜

民宿大岐の浜

ここは元自動車学校の合宿所だったという宿だ。

民宿大岐の浜のしそジュース

着いて早々手作りのしそジュースをふるまって頂いた。これは美味い!

しかし疲れていたのもあって、うっかりテーブルにぶちまけてしまった。

私

うわあぁぁぁぁ!しまったぁぁぁぁ!

でももう一杯くれた。

民宿大岐の浜の部屋
民宿大岐の浜の夕食

撮影前に、刺身を4、5切れくらい食ってしまった。

静岡のおじさんの話

この宿では、以前船で一緒になった静岡のおじさんもいた。

このおじさん、遍路1回目は35日。2回目は番外込みで35日。3回目は27日で廻ったそうな。毎回奥さんに「ゆっくり廻ってきてね!」と送り出されるそうなのだが、毎度記録を更新して帰るらしい。奥さんのセリフは、ダチョウ倶楽部の「押すなよ押すなよ!」みたいなフリではないはずなのだが・・・。

なぜそんなに早く廻りたいのか理由を尋ねたら“ 自分との戦い ”という答えが返ってきた。まるでアスリートのようだ。

私

カッコイイ!

あとすごくせっかちなんだって。

私

ひょっとしたら本当の理由はそこかもしれない・・・

なお静岡のおじさんは、毎日かなりの距離を歩くため、同じお遍路さんに再び会うことは皆無らしい。そういう人もいるとはちょっと驚きである。ちなみに私が再会できた理由は、たまたまここが打戻る箇所だったからだ。

おじさんは「遠慮なんかすんな!食え食え!」と肉やカツオのタタキをご馳走してくれた。

ワラで焼いた本場のカツオのタタキは、スモーキーでまるで燻製のようだった。この調理方法なら確かに塩でも、血生臭さを感じることなく食えると納得。素晴らしい先人の知恵である。

その後、女将さんにちらっと聞いたのだが、静岡のおじさんは普段遍路のために、毎朝20kmも犬の散歩をしてるらしく、犬が嫌がっているそうだ。そ、そりゃ犬も嫌がるだろうな・・・と思いつつも笑ってしまった。

歩数43638 歩
距離約 31 km
旅は道連れ世は情けの巻

心の声を聞けの巻

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