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【歩き遍路】通し打ち14日目  34・35番寺

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昨日の寺までゲストハウスのオーナーに車で送って頂いた。その上、荷物を今日泊まるホテルまで届けてくれるという申し出を受けたので、お願いした。

なんという親切なオーナーだろうか。まるで菩薩ぼさつのような女性である。

どこからともなくふいに現れるお遍路さん。

かかとが痛くてよちよち歩きしかできないそうだ。遍路は疲労が蓄積していくため、基本的に皆、どこかしらに痛みを抱えながら歩いているようだ。

バカは死ななきゃ治らないの巻

高知の山

いつも通りの景色。高知の風景のほとんどが、山と海だ。

乳酸菌飲料リープル
リープル

高知限定の乳酸菌飲料リープルは、高知県民なら誰もが知っているポピュラーな飲み物。高知の人は、『マミー』や『ピルクル』なんぞ飲まない!

道行くおじさんと世間話。

これから銀行行ってなんかのカード作るとか、なんかの払い込みだとかそんな感じだった気がする。たわいもない話なんだけど、気さくに声をかけてくれるのは結構嬉しい。

第34番 種間寺(たねまじ)

種間寺

【シンガポールから来た男性】がいたのだが、今日は珍しく一人みたいだ。少し話をしたのだが、2ヶ月の休み(長期休暇)を利用しているので、ゆっくり廻る予定だそう。そんなに休みがもらえるなんてうらやましい話だ。

読経中、後ろでガリガリ音がするので、振り返ったら猫。

磬子

高知に入ってからたまにこんなのが置いてある。これは磬子きんすというものだ。叩く順序や回数等はよく分からないが、良い音がするのでついつい叩きたくなってしまう。

音は、

ポイーーーン・・・ホンワーホンワーホンワー

って感じ。

Harvest

Harvest

仙人に教えてもらったおすすめのパン屋にたどり着く。

Harvestの看板
Harvestのパン

店中でも食えるが、なんとなく外で食べることにした・・・のだが、店の前は意外と交通量が多かった。中で食えば良かった。

川沿いを進んでいると・・・

一升瓶が流れてきた!

どこの飲兵衛のんべえがやったのか知らんが、これはこれでとても高知らしい風景のような気がした。

郷親水公園

宝くじ万歳!(宝くじの還元率は46%)

今日はどんよりとした天気だ。

毎度のことだけど、道がよくわからん。かといってこの辺りは人も歩いてないので道を聞くこともできない。弱った。あまり使いたくなかったけどしょうがない!

ここで初めてグーグルマップを使用した。

なおナビを使いたくなかった理由は、面白さが半減しそうな気がしたからだ(道に迷うってのも遍路の醍醐味のような気がするので)。

寺に向かう山道で猫を発見。

30cmの距離まで寄っても全然逃げない。野良猫だが、やたら警戒心が薄い。なんで?子猫だから?

アスファルト(セメント?)の坂道を登る。

35番 清瀧寺(きよたきじ)

清瀧寺

寺で団体お遍路さんに遭遇!

イレギュラーなことなので、今回は特別。読経前に納経所に駆け込む。が、団体さんの納経はすでは終わってた。慌てて損した。

清瀧寺からの景色

今日の宿は、あの街のどこか。

なおこの街は・・・

昭和な感じの・・・

商店がやたらと多い。

今日のお宿 ビジネスイン土佐

ビジネスイン土佐の部屋

受付でオーナーが運んでくれた荷物を受け取り、部屋へ。

オーナーからのお手紙
私

あら、オーナーは達筆だなぁ

じゃなくて、またやってしまった!

どうやら朝私を送った後、わざわざアイマスクを取りに戻ってくれたようだ。全然寝れないって話をしちゃったからかもしれない。申し訳ない気持ちで一杯になる。

一応その後、電話で謝罪とお礼は伝えたのだが、あまりにアホすぎて誰かにぶん殴られたい気持ちになった・・・。

iwago

その後、ホテルの隣のパン屋で明日の朝食を購入。

 

正直、このホテルには誰も泊まらないだろうと考えていたので、他にも何人かお遍路さんがいたのは意外だった。20代の女は、明日は雨の予報なので遍路を休むと言っていたのだが、旅館だと連泊しづらいからあえてビジネスホテルを選んだのだそう。なるほど、だからか。

そして雨の日は休むという選択肢もあるのか・・・とも思った。

歩数? 歩
(歩数計を持っていくのを忘れた)
距離約 20 km
それぞれの遍路スタイルの巻

雨の日の異文化交流の巻

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